昨日と本日(11月21日22日)久しぶりの税務調査(税務署による会計帳簿関係の実地調査)が私どもの事務所で行われた。
といっても私の会計帳簿の調査ではない。私どもの大切なお客様企業のそれである。
私の事務所で会計経理関係の事務処理を代行させて頂いている企業の会計経理関係一切の調査である。
その企業は当然ながら、顧問税理士も付けておられるので、その先生もおいでになられて、むしろその先生のご指導のもとで、税務署の職員の方々の来所をお待ちした。
来所された税務署の職員の方は、まず、「書類の整理の仕方が、大変立派にできており、これなら調べやすい云々」と褒めて下さった。
「うーむ!(◎_◎;)⁈、こんなところから切り込んでくるのか」と、感心した。
初日はその企業の代表取締役つまり社長さんも審尋を受けた。
社長さんは、大体まじめな方であるが、その場は、さらに生真面目に応対しておられた。
税務署員の方は、必要な書類のコピーを、当初は、私たちに依頼しておられたが、枚数が多くなったので、私たちの手を煩わすのが、気の毒だと思われたのか、自らコピーを始められた。もっともコピー機は当事務所のコピー機だから、コピー代は、私持ちである。
二日間みっちりと書類を調査して帰られた。その後、2日目の夕方、税理士の先生と簡単な反省会を開いて感想を述べ合った。
1.思った以上に細かいところまで目を通す、と言う事 例えば社長夫妻が東京まで出張した際に航空運賃の中に子供の分が入っていた事を、これはなんですか、とたしなめられた。
2.問題になったのは、いわゆる「一人親方」に対する「報酬」は、「賃金」ではないか、と言うことである。
「いえいえ、そうではありません‼︎」、一人親方も一自営業者であるから、その労働に対して支払う対価は、従業員に対して支払う賃金とは異なる、と主張したが…、 「社長すなわち経営者の指揮命令に完全に服従している御社の業務の形態からして従業員ではないか?」と突っ込まれた!(◎_◎;)‼️。 税務署の狙いは…、